7月22日 午前0時29分にカンちゃん誕生! しました。 
            
3500グラムもあり、なかなかの美男子。きひひ。 

21日、金曜日に妊婦検診にいってきました。 
予約が2時ごろで、内診の刺激か、
帰り道に寄ったファミレスでは微弱ながら波のある痛さ。 

おうおう、こりゃ陣痛っぽくないかい?! 

ということで、入院グッズを持っていなかったのでいったん帰宅。

この日はダンナが半休をとって診察に来たので、
そのままタクシーをよんで一緒に入院することができて本当によかった!

時間もタクシーを呼んだ時点で4時過ぎで
ラッシュぎりぎりの時間帯で(それでも30分の道のりを50分かかってちょっとドキドキしたけれど)

病院に着いたのが5時過ぎかな? 
さっそく病院の着物に着替えて、陣痛待機室へ!
畳のお部屋でテレビと冷蔵庫、それに布団がしいてある。

さっそくNSTをつけて、お腹のハリをモニターする。

1から99までの数字でハリが現れるんだけど、
どうやらボンバーは痛みに強いらしい。 
99になっても会話ができる。
そして、軽食〜と運ばれてきたおにぎり2個もペロリ。
ダンナがうらやましそうだったので、
「向かいの蕎麦屋にいってきたら?」と提案。

その前に、先生が内診して経過をチェックするとのこと。
結果まだ子宮口が4センチだったので、
「もうちょっとかかりそうだね」と。 

そして先生に

 ボンバーさんも、蕎麦屋に行きたかったらいっておいで」
と、言われたので、調子にのって、外出。
蕎麦屋では3分間隔の陣痛が来てました。 
ダンナはいかに正確に3分おきに来るかと感動していました。 
ボンバーはちなみに天麩羅盛り合わせをいただきました。 余裕です。 

8時ごろに病院に戻る。
歩くと陣痛がどんどん進む、というか痛くなる。
そして感覚も狭まってくる。

BGMはビートルズのホワイトアルバム。
のちにアラニス。 ノリノリ。

どうせ、産むなら楽しまなくちゃそん。
周りも楽しませたい。 
そんなサービス精神が旺盛すぎるボンバー。 

陣痛の合間には歌もうたい、冗談もいい、
看護婦さんには、「こんな余裕な人みたことないよ!」って面白がられる。

この日は暇だったらしく、もう一人保育士さんが
立ち会ってくれることになった。 
この人は看護婦さんではないので、
ひたすら足をマッサージしてツボをおしてくれたり、
お水をとってくれたり、BGMを替えてくれたり。 
とても有難かったです。

・・・?

肝心の夫は?

最初は

ボンバーちゃん、あと15秒で陣痛くるよ!」
とカウントダウンしてボンバーの怒りを買っていました。
 
あなたの役目はあたしを励まして一緒に乗りこえることでしょ!まったくも〜。 

しかし、後半戦になると、ボンバーにすごい握力で手を握られ、
本気で励ましはじめる。  
そうなると、ダンナがいてくれて手を貸してくれるだけですっごく頼もしいのです。

いや、でももっと頼もしいのは股間を押さえてくれる
看護婦さんの存在なんだけどね。

なんか、この看護婦さんも「かーちゃん」ってかんじの
(でも年齢はいっしょくらい)頼もしくて明るい方で波長ぴったり。、
この人が担当になってよかったな〜ってすっごく思いました。 

しばらく、赤ちゃんの頭が骨盤にはまらなかったので、
廊下を散歩息も絶え絶えに歩行。
そして陣痛がくるとスクワット。
ひえ〜。 スパルタ〜。
骨盤にボーリングの玉をぐりぐりと押し込まれるような痛み。
すんげ〜痛い。 たまりません。 
しかし、スパルタの甲斐あって、しばらくするとはまったみたい。
また布団に戻ることが許されたのでした。笑 

そうこうしているうちに、11時ぐらいからは
陣痛の波間も余裕がなくなり、ひたすら力を抜いて体力温存。 
そして、波がくると、立ち向かうサーファーのごとく、
鼻が詰まっているのでしかたなく口呼吸。

「ふぅぅぅぅぅぅぅぅ」
 

「あと2回大きな波がきたら、分娩代に移動しましょう。
破水しちゃったら歩くの大変だから」
つまり、もう看護婦さんの手には羊水の袋が触れられるくらいの状態になっていたわけです。 先生をピッチで呼び出す。 

波が去ってから、すごく機敏にすたすたと分娩室へ。 
ダンナがあわててNSTのコードを引っこ抜く。 
ヒラリと分娩代に乗っる。 すぐに陣痛がまたくる。
何回か横向きのまま耐える。

先生がきてから、足を台にのせて、例の分娩スタイルに。
しばらくすると度派手に(と自分では感じた)破水。
ほんとうに「ばしゃ!」って感じで水が飛び散る。。。 おおう。 先生にかかったかな?

この辺からはもう、いきみを逃すのに一生懸命だった。
下に力をいれないように、なるべく背中を丸めて、おしりを下げて、
力は上のほうに逃す。 叫ぶ叫ぶ。
痛みを「嬉しい!」のちからに変えて叫ぶ。
こんなに大きな声をこんなに長く出せるのか、って自分でも関心するくらい。

あ、分娩室に移動してボンバーと赤ちゃんの血圧が
安定するまで暫くは廊下で待っていたダンナ再登場。 
分娩台の右側に来てくれて手を握ってくれる。
「がんばれ、がんばれ」と励ましてくれる。

「もう、頭が挟まってるよ、さぁ、がんばろう!」と先生も声をかける。

挟まってるから、いきみたい。
そして一気に出したい。 
が、そうは問屋が降ろしません。 

いやぁ、痛いよね。 
ほんと、あれは辛い。

DR「あ〜でもう〜でもお〜でもいいから声だして!」
ボンバー「先生、自分の声がうるさすぎて先生の声が聞こえません!」
  ↑実際になされた会話。笑 


しかし、我慢強いボンバーでもさすがに、最後いきんでしまい、


「ぴり」

裂けた・・・のがわかりました・・・。 

そして

「にゅるりん」

カンちゃん、誕生!!!!! 
22日になって29分後のことでした。 

ちょっと拭いてもらって、計測してボンバーの胸に。
産まれたばかりのカンちゃんと体温を通わせる。 

うーん。

思い出しても涙ぐんじゃう。 
感動するんだよね。 
ダンナもニコニコしながら、カンちゃんの手を触ったり
頭をなでたり。 ご苦労様、って言ってくれたり。
看護婦さん、先生、保育士さんにありがとうございます!したり。
本当にみんなが支えてくれなかったらここまでがんばれなかったよ。 

看護婦さんがあとで
「みんながボンバーさんみたいなポジティブバースだったらいいのにね」 
と言ってくれた〜。 わーい。 がんばってよかったな〜。


というわけで、ハンナのときよりは時間がかかったけど、
素敵な暖かいお産ができてボンバーは幸せです。  

コメント

オリーブ
オリーブ
2006年7月28日16:50

おめでとう〜!しっかしまぁ、ホントにポジティブなお産だったのね(笑)きっとカンちゃんにもいい影響になったでしょう!何はともあれ、いくら元気なボンバーさんでもお疲れでしょうから、ゆっくり休んでください。ハンナちゃんのお姉ちゃんっぷりの話も、追々聞かせてくださいね。

夏みかん
2006年7月28日18:04

きゃおーーーーーー
おめでとう!心待ちにしてましたよん!

カンちゃん、可愛かろうなぁ〜〜〜〜
だって、ハンナちゃんもすんごい可愛いもんなぁ〜〜〜

ボンバーさん、お疲れ様。ボンバーさんらしいポジティブなお産!素晴らしいです。

しばらく大変でしょうが、うまく休息を取りながら毎日を楽しんでください。

mm
mm
2006年7月28日18:04

わーい、おめでとうございます♪
さすが二人目、ボンバーさんの余裕を感じました。私の場合、お産は思ってたより楽だったけど、産後は思っていたよりずっとつらかったです。ハンナちゃんもいて大変だと思いますが、休める時はゆっくり休んで下さいね。

kaichu
kaichu
2006年7月28日23:17

おめでとう〜〜〜〜〜!!!
いやー!読みながらこっちも手に汗握っちゃったよ!よかったね!!!やっぱぼんばーちゃんはすごい!すごいよ!
尊敬しちゃう!すばらしい!
おめでとう!

ぎんじ
ぎんじ
2006年7月29日0:38

おめでとう!!そしてお疲れ様でした!
私の祈りが通じたのか?うちの息子と同じ誕生日!!(笑)
やったね♪( ̄ー ̄)v
2人の子育ては大変かもしれませんが、ボンバーさんの事だからきっと楽しく乗り越える事でしょう。
無理せず頑張って下さいね♪

みおの
2006年7月29日12:56

わ!! 生まれたんですね! おめでとうございます〜♪

なかなか休みたくても休めないんですよね...上が泣けば
下も泣く、下の子にかまうと上もやってくる、みたいな(笑)
ダンナ様をうまーいこと操縦して頼めるものは遠慮せずに
やってもらって...お互いがんばりましょうね♪

ボンバー子猫ちゃん
ボンバー子猫ちゃん
2006年7月31日16:11

みなさん、お祝いメッセージありがとうございます!!!
いえい!  今のところ、順調に進んでます。

しかし、母が帰ってしまったらどうなることやら〜。 
それまでなるべくパワーを温存したいと思います。 

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